緩和ケアとは命を脅かす病に関連する問題に直面している患者とその家族のQOLを、痛みやその他の身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に見出し的確に評価を行い対応することで、苦痛を予防し和らげる事を通して向上させるアプローチであると定義されています。以前は緩和ケアというと“終末期医療”のイメージでしたが、現在では“がんと診断されたときから介入すべきケア”とされています。生涯で2人に1人はがんに罹患し、3人に1人はがんで亡くなる時代です。がんと診断されると、がん自体の症状の他にも治療に伴う副作用や精神的苦痛、経済的な問題、就業や社会的な問題など様々な問題が生じます。患者さん自身の他にも家族にも様々な負担がかかります。こういった苦痛に対して、様々な職種が協力して症状の緩和や状況の改善を行っていくのが緩和ケアの基本的な考え方です。当院でも多職種による緩和ケアチームでこれらの問題解決に取り組んでいます。

当院の緩和ケアチームは、がん看護専門看護師、身体症状担当医師(麻酔科医)、精神症状担当医師、放射線治療医、緩和薬物療法認定薬剤師、がん病態栄養専門管理栄養士、がんリハビリテーション担当療法士で構成されています。
緩和ケア外来は、毎週月・水曜日の午後に行っています。金曜日の午後も行いたいのですが、現在診療室の調整中です。
チームカンファレンスは週1回行い、入院中の患者さんの回診は月・水・金の午前に参加できるチームメンバーで行っています。各診療科の主治医や担当看護師と連携して、症状の緩和や心身のサポートを中心に、患者さんとご家族などの負担の軽減を目指した医療を提携しています。

緩和ケアは、病気と診断された時から受けることのできる医療です。
緩和ケアチームは身体や心などのつらさを和らげ、患者さんが希望する治療を受け続けることや、その人らしさを大切にした生活を送れるように支援する専門チームです。
「緩和ケアチームの話を聞いてみたい」
「緩和ケア外来に受診してみたい」
等がありましたら主治医や看護師にお伝え下さい。
(現在当院では神経ブロックは行っておりません。近医や希望する病院へ紹介しております。)
診療科・部門
診療科
部門