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乳腺外科

診療紹介

乳腺外科は乳房・腋窩内の腫瘍の診断と治療を行います。腫瘍内科・放射線治療科・形成外科・化学療法室・乳癌認定看護師と乳腺センターとして活動しています。
対象は乳癌が多く、地域的に若年者も多いことから、乳房の同時再建や薬物治療時の妊孕性温存、遺伝子検査と予防切除に力を入れています。手術入院は温存術で2泊3日、乳房切除・再建で4泊5日と生活を維持する配慮をしています。
薬物療法の中でも化学療法・分子標的薬は毎年進化しており、術前から最適な組み合わせを投与することで生涯に渡って再発しないよう努めています。術後も様々な薬剤の組み合わせにより再発予防を行います。
転移再発時には腫瘍内科・放射線治療科と連携して治療を行います。

主な対象疾患

  • 乳癌
  • 葉状腫瘍
  • 線維腺腫
  • 乳房悪性リンパ腫

医師紹介

ほしな ひでこ

保科 淑子

役職

乳腺外科部長 / 乳腺センター長

専門分野

乳腺外科

保科 淑子

診療実績

2024年の悪性腫瘍手術件数は217件。入院の平均在院日数は3.8日です。
症例の状況にもよりますが、予防切除を含めた両側同時手術や卵巣との同時手術も行っています。
乳房再建は乳癌手術時に行うエキスパンダー挿入は乳腺外科で行って、乳癌治療終了後に形成外科で自家再建・インプラント再建を行います。

2024年度手術件数

乳房の悪性腫瘍 217
乳房切除 139 うち再建 46
温存術 64
その他(予防的切除を含む) 14
平均在院日数 3.8日
乳房の良性腫瘍 11
乳房再建 自家再建
インプラント